あらんボイス

センター試験英語でリーディング195/200(点),リスニング50/50(点) TOEICでスコア835、英検1級を取った純日本人

リスニング力を飛躍的に高める練習

あらんです

 

 

今回は日本人が苦手とするリスニングを格段にあげる方法をシェアします。

 

 

まず結論から言わせてもらうとリスニングで悩む必要は皆無であるということです。

英語はイントネーションや音自体が違うという特徴もあり、

耳に入ってくる音が言葉として解釈できないというのは至極当然のことなのです。

 

しかし、後で詳しく書きますが「ある訓練」を試した結果2ヶ月でセンター試験の模試で満点(20点→50点)を取り、以降本番までリスニングは満点を維持できました。

今では海外のニュースや海外の映画も字幕なしで理解できます。

 

ただ、中高生はセンター試験や定期試験でリスニング力を問われることもありますがその占める割合は低くリスニングがダメだったからといって落ち込むことはないということも言わせてください。

それよりもリーディング問題の良し悪しを徹底的に洗い、できない分野をとにかく潰すことを先に行ってください。

 

そもそも読めない文は聞いても分かるはずないですからネ。

 

むしろリスニングを鍛えた方がいいのはTOEICや英検等リーディング同様リスニングが成績に大きく関わる公的試験を受けるという方たちです。

これらの試験を受けるがリスニングがイマイチ…という方はある程度リーディングの実力も身についていると思いますのでリスニングを鍛えることを重視してください。

 

 

さて、リスニング力を鍛える方法ですがこれも毎日の習慣にその実力アップのカギがあります。

私は毎日短時間でも良いので音読をすることを進めているのですがその進め方として付属のCDを聴きながらスピーカーと同じ音を再現するように、と勧めています。

こうすることで単語のそもそもの音が把握できますし、自分の発音と本物の英語のズレを埋めることができます。

 

なれてきたらCDから離れ、今度はその英文を自分だけでしっかり再現できるか試しましょう。こうすることでリーディングとリスニング両方の基礎は固められます。

 

次に行うべきこと、それがシャドーイング(shadowing)です。

シャドーイングとは聞こえたままの音をそのまま口で再現することです。

この訓練のポイントは耳に入ってきた音を即時に、まるで音に影をつけるように口に出すことです。知らない英語は口にできませんよね。

 

例えば、音声CDを使って学習している時を例にしてみます。

「I was born to…」と聞こえてきたらそれにならって

「……I was born to…」と、最初はボソボソ音で構わないので口に出していきます。

もしシャドーイングをしていて「あれ、なんだこの音…」と思ったり、自分の発音が音声と食い違っているように感じた場合、その時点で一時停止ボタンを押し何と言っているのか分かるまで繰り返し聞きます。

万が一分からなかった場合はスクリプト(原文)を読んでなんと言っていたかを確認しましょう。

確認したらはいオッケー、ではなく今度は自分でその音を再現できるようになるまで繰り返し聞き、口に出して自分の発音を完璧に仕上げましょう。

英文全体でわからない部分を全て解消し、途中で止まることなく頭の中で全て意味をイメージできたらそこでオッケーです!

 

高校1年生頃まではリスニングに苦手意識の強かった私ですが

音読を始めた1ヶ月後にシャドーイングを導入しさらに1ヶ月でセンター試験程度のリスニングなら満点を取れるようになりました。

半年後には(知らない表現を調べながらであれば)洋画を字幕なしで見られようになりました。

最初はどう進めれば良いか分からずかなりの試行錯誤を重ねましたが

2ヶ月でセンター試験満点、半年で洋画も観られるようになるのであれば試してみる価値はある、と言えるのではないでしょうか。

 

ただ闇雲に音読しろだの、とりあえず英語は聞き流せなどと謳う教材はありますが

英語を自在に操る人たちの中でそういう習慣があったという人はいませんでした。

 

まずは頭に入っている音を聞けるように訓練し、だんだんと難易度を上げていき楽に聞こえるようになったら次は内容を知らない文を聞く。

ということを試してみてください。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございました。