あらんボイス

センター試験英語でリーディング195/200(点),リスニング50/50(点) TOEICでスコア835、英検1級を取った純日本人

音読練習のベストな方法

あらんです

 

昨日の記事で質量転化についてお話ししました。

 

 

そこでも触れたのですが英語を自在にあやつれるようになるためには音読が不可欠です。

 

実は音読というのは質量転化を実感しやすい練習の一つです。

 

つまりたくさんの音読を繰り返すことで質が次第に上がっていき習得に必要な作業に集中できるのです。

 

ぜひ、なるべく早い段階で正しい音読をマスターしてくださいね。

 

 

 

音読は実践した中で最も効率の良い学習法の一つだったのですが初めはとても苦労しました。

 

闇雲に取り組んでいたのですが文字通りどこにいるのかも把握できない暗闇を歩いているような気分でした。

 

それもそのはず。当時の私は意味を理解しながら丁寧に読んでいたからです。

 

これは実はやってはいけない音読です。

 

というのもいつか効率の良い方法を目指しながらやる割にはリターンがあまりに少ないことに気づいたからです。

 

当時は30分頑張ってもせいぜい多くて5周しかできませんでした。

 

このままではまずい、と方法を見直した結果

 

日常の音読練習を「わからないところを見つける」→「理解する」→「反復する」

 

の3ステップに分けて取り組むのがどうも最良の方法であると気づきました。

 

私は音読練習用として文中に分からない文が1,2個ある程度のレベルの教材を勧めています。

 

まず最初繰り返し反復する英文を用意したら、軽く流し読みします。

 

その後、この文でどこが分からなかったか(素直に日本語に訳せない、構造が複雑など)にマークをつけておきます。

 

分からない単語もこの時点でチェックし、意味を調べておきます。

 

その後、分からない文の意味を日本語訳で確認します。

 

ここで最初から自力で訳そうとする方がいますが残念ながらこれこそ時間の無駄なのでオススメしません。

 

どうしてもやってみたいという方だけやってください!そこは止めません!

 

ある程度その英文を訳せるぞ、という段階まできたらあとはひたすら音読です。

 

自分で決めた時間分、読んでる英文の意味をイメージしながら読んでください。

 

また途中で、「この文どういう意味だっけ」と思ったら恐れずに戻ってください。

 

どうしてもこの文だけ意味が頭に入ってこない、と思ったら「日本語訳を確認⇄英文を声に出す」という作業を繰り返してください。

 

何周も同じ文を読むことで英語にどっぷり浸かったことになり、その英語はあなたの体に染み込んでいるはずです。

 

最後に音読をする上で注意して欲しいのが「必ず音声を利用する」ということです。

 

英文は英文でもアルファベットが並んでいればなんでもいいというわけではありません。

 

せっかくの貴重な時間をあてるのですからリーディングだけでなくリスニングも一緒に磨いてしまいましょう。

 

英文を聞きながらスピーカーと同じように英文を口に出していきます。

 

次第に声色や声のトーンまで真似してしまうのもGoodです(本当です笑)。

 

スピーカーと同じスピードで読んでも苦ではなくなってきたら、そこで音声を止めてスピーカーよりも早く読んでみましょう。

 

もちろん英語の意味が瞬時にイメージできるか、という視点を忘れないでください。

 

あっという間に練習時間は過ぎているはずです。

 

 

 

 

これを毎日繰り返していくとその習慣が勝手に身についているのでいちいち作業に取り掛かろうという気力を使わないで済みます。

 

もしかすると私の話を精神論や宗教的で胡散臭いと思う方がいるかもしれませんが…

 

実はこれらは脳科学でも紹介されています。その話はまたの機会に。

 

ぜひ正しい音読を習慣化してください。

 

おそらく、これだけで相当のリーディング力とリスニング力を身につけられるはずです。

 

今日も読んでいただいてありがとうございました。