効果をさらに上げる単語帳の使い方
あらんです
以前、英単語を覚える方法として長文や出会った文章から覚えていく方法と英単語帳で語彙力を増やしていくという方法をご紹介しました。
今回はそのうち単語帳を使って勉強する時、知っていると得する英単語学習の方法をシェアしていきます。
普段単語帳を使って勉強されるという方はもちろん、他の方法で単語力をつけているという方も参考にしてみてください。
音声ループ法
大体の単語帳には音声CDか音声ダウンロード付録がついていますよね。あなたはこれを使って学習していますか?
いわゆる「リスニング力」や「使える英語」の需要が日に日に高まっているせいか最近の単語帳は音声がセットで売り出されるようになりました。私もこれはいい傾向だと思っていて、これをセットで売らない不親切な単語帳は買う価値もないとさえ思っています。
それは、「耳から情報を入れていくと覚えやすい」という事実が自分で検証できたからです。
ご存知の通り人間の感覚は5つあり、これをより活用すると記憶として定着させやすいと言われています。外国語学習の際には視覚、聴覚は最低でも使いたいところです。
しかし、英語の音は日本語とかけ離れているためなかなか記憶に手間取ってしまう。という方もいらっしゃいます。私もはじめはそうでした。
そういう方に使って欲しいのがミュージックプレイヤーのループ機能です。
聞き流しが良いとされる中、「同じ部分を何度も聴くループ機能が良い」という理由はなぜでしょうか?
まず一つは強制的に同じパートが繰り返され、いやでも同じ単語と意味が刷り込まれるからです。あなたがあの単語を覚えられないのは「繰り返しが少ないこと」によって脳がその単語を重要だと認識していないため、ということに他ならないのです。
であれば嫌という程その単語を繰り返せばあなたの脳は勝手に覚えていてくれます。
よくある誤解で「暗記のための繰り返しは数日かけなければならない」という説がありますが、実は少し違います。実際は短時間繰り返すだけで脳は大事な記憶として覚えてくれるのです。もちろん翌日も復習するとさらに強固な記憶として覚えてはくれるのですが、何を忘れたのかも忘れがちという方は
絶対に暗記させる、という環境下に自分をおいてしまうこの手法は有効でしょう。
さて、ミュージックプレーヤーは何をお持ちでしょうか?
今やほとんどの方がiPhoneとiPodをお使いかと思いますが、もし持っているという方はWALKMAN(ウォークマン)を使いましょう。ウォークマンの素晴らしい点は「チョット戻し」や「部分ループができる」というところです。
どうしても覚えられない単語があるという方や、リスニング教材で勉強中「ここだけどうしても聞き取れない…」という方はわからない部分に差し掛かった瞬間戻したり、苦手な部分を指定してループさせることでより覚えられます。
私も英語の勉強にはウォークマンを使ってます。
このように音声と機器をうまく使って学習に役立ててみてください。
索引を活用する
単語帳には収録単語の索引が付いています。これも活用すれば強力な武器になります。
まず単語帳を一通り勉強し終わったというあなたへ、お疲れ様でした。
次は一息ついたらぜひこの方法で自分の知識の確認に使ってください。
索引を開くと"A"から"Z"まで収録単語が並んでいますよね。これを"A"からで構わないので上から口に出してきちんと意味を言えるか、きちんと発音できるか確認してみてください。
1秒で言えなかった単語は飛ばして構わないのでちゃんと分かった単語のみにチェックを付けてみましょう。
こうして「仕分け」をしてみると意外と覚えていなかった、という単語が多いのではないでしょうか?
実はどれだけ忘れないように繰り返した単語でも忘れてしまっている単語というものが1冊あたり最低でも10個は出てきます。しかもすぐ出てこなかった単語というのが自分ではすぐ覚えられたつもりだった単語であったりするのでよりショックです…
これは仕方ありません。私も勉強中は抜けのないように頑張っていたつもりでしたが残念ながらパーフェクトで1周できたときがありませんでした。
一通り終わったという方は次にこの抜けを埋めるよう頑張ってください。一度触れた単語帳であれば2回目はかなり楽にこなせるはずです。
そうやって1冊の単語帳を完璧にしていきましょう。それが単語学習の1番の近道と言えます。
もし全て完璧だった、という方は素晴らしいです。この調子で学習を継続してくださいね。
以上の2つを紹介してみました。いかがだったでしょうか?
もし日々の学習に取り入れやすいと感じたものはすぐに試してみてください。
今日も勉強お疲れ様です。
読んで頂きありがとうございました。