英語学習者にとっての勉強手帳
あらんです
私は大学受験生時代、勉強手帳を使っていました。これは学習手帳や合格手帳などとも呼ばれる、いわゆる勉強をする人向けの手帳です。
普通の手帳やスケジュール帳と大きく異なる点は勉強のあらゆる方法や格言が詰め込まれていることくらいで正直なところ普通の手帳とそこまで変わらないのですが、これを活用することでかなり学習に差が出るものだと思っております。
そこで、今回は勉強手帳を上手に活用する方法をシェアしていきます。
参考になると思うのでぜひ活用してくださいね。
目標を書く
まず、勉強手帳を用意したら必ず目標が書くスペースがあると思います。勉強手帳にとっての目標を書くスペースは欠かせないもので、ここに何を書くかでその後の学習が変わりますし上手い書き方をすることで成果を十分に出せます。
気をつけていただきたいのは「願望」を書くのではなく「達成」を書くことです。どういうことかというと、例えばあなたがTOEICのスコア600を目標にした勉強手帳を作る際には「TOEICで600点取りたい!!」などと書いてはいけないということです。多くの人がやりがちなのですが、これは悪い書き方なんですよ。
「第□回のTOEICで私は600点を取った」と過去形で書きましょう。恥ずかしくても構いません!
なぜ願望を書いてしまうのは良くないのでしょうか?
それは、願望を書いたところで現在の自分と未来の自分とのギャップからモチベーションが生まれにくいからです。
現在のあなた:「TOEICで600を取りたい」
未来のあなたのイメージ:「TOEICで600を取りたい」
これでは目標として見たときのインパクトが小さいですよね。何も成長していません。
しかし未来のあなたが「第□回のTOEICで600を取った」と書くとどうでしょうか。
こうすることで、第□回までにどれだけ成長すれば良いのかが明確ですね。目標とは現在の自分と将来の自分との距離をはっきりさせてくれるものです。
目標に向かって勉強すればするほどあなたは成長していきますよね。そこでふとモチベーションを再燃させるときに目標を確認したとき「〜したい」という願望では「〜した」という形の目標と比べ、自分のこれまでの成長が確認しにくいのです。
そんな小さな変化…とバカにしてはいけません。
これは成功を収めた人たちの行動法則に基づいた研究結果でも示されています。
例えば、ロンドンオリンピックのミドル級ボクシングで金メダルを取った村田諒太選手はオリンピック代表選手に選ばれる前から自宅の冷蔵庫に
「おかげさまで金メダルを取ることができました。ありがとうございました。」
という自筆の張り紙をしていたそうです。そして見事金メダルを獲得しました。
また、イギリスのウィリアム王子の奥さんのケイトさんは彼と出会う前から「ウィリアムと結婚した」というポスターを貼っていたそうです!
目標を記すということはこれだけのパワーをもたらすのですね!
皆さんも目標を達成した自分をイメージして書いてみましょう。
1日にやることをはっきりさせる
いかがでしたでしょうか?手帳であれば気軽に持ち運べますし、1冊であなたの勉強も管理してくれる優れものです。
是非、興味があったら活用してみてください!
今日も勉強お疲れ様です。
読んで頂きありがとうございました。